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いもじろうの読書ログ&プライムビデオ視聴ログ

人生最高の一冊と一本が見つかるまで

余寒の雪 / 宇江佐真理

 

余寒の雪 (文春文庫)

余寒の雪 (文春文庫)

 

 おうねすてぃに続いて、タイトルがいいなぁと思って読み始めた1冊。

雪が降るのかと思いきや、いきなり梅雨のお話。あれれ?なんだ?と思ってよく確認してみるとどうやら短編小説でした。

できればわかるように書いておいて欲しいなぁ・・・。

少し肩透かしを食らったのですが、最後まで楽しく読むことができました。


時代は江戸。テーマは男女が出会ってから夫婦になるまでのお話です。

お互いを激しく求め合うというよりは、そっと寄り添う感じで、どのお話もほんのり心が温かくなります。


タイトルにもなっている余寒の雪は一番最後に掲載されています。

この6編の中ではこの作品が一番好きです。

トーリーはこんな感じです。


男勝りの女剣士が両親に連れられて江戸にやってきます。剣の修行ができると思いきや、実は縁談。

はじめはものすごく嫌がりますが、いろいろなことがあって最終的にはハッピーエンドとなります。

さすがに省略しすぎでこれじゃなんだかわかりませんか(笑)

遊郭やら染物屋やら見世物屋やら江戸時代ならではのものがたくさん出てきます。

そういったものがお好きな方は楽しめると思います。

 

スタンドバイミー

 

1959年オレゴンの小さな町。文学少年ゴーディをはじめとする12才の仲良し4人組は、行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を手にする。死体を発見すれば一躍ヒーローになれる!4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した・・・・・・。

 

スタンドバイミーと言えば、私は英語で歌われているあの歌しか知らなかったのですが、この映画はかなり有名ということを映画好きの人に教えてもらいました。

 

悪がき4人が、死体を見に行くといって冒険をするお話なのですが、
テーマは別のところにあります。


私にも小さいころ、毎日のようにつるんでよく遊んだ友達がいました。

 

秘密基地も作りましたし、変な替え歌を作って大合唱もしました。
一緒にTVゲームをして、お互いの家に泊まりにいって・・・


あれほど仲が良かった友人でしたが、いつの間にか疎遠になってしまい、
今は何をしているかまったく知りません。

 

だけど、当時のあの思い出だけはいつまでも記憶に残り続けているんですよね。


それを映像にした作品です。

最後に私の知っていたあの音楽が流れてきて、最高に良いエンディングだったと思います。

 

すごく古い作品ですが、現代でも通ずるものはたくさんあります。

 

現代の生活にちょっと疲れたときに、おすすめします。

サベージ・キラー

 

 結婚式を控えた美しい聾唖の女性ゾーイは一人旅の道中、少年を家畜のように殺そうとする地元のギャングに遭遇する。ゾーイは少年を助けようとするが失敗し、ギャングに拉致されてしまう。待っていたのは凄惨な暴力の嵐。野獣と化した男たちに心ゆくまでレイプされ、肉体も精神も踏みにじられてゆく。そして、ゾーイは瀕死の状態で生き埋めにされてしまうのだった。一夜明け、奇跡的に息を吹き返したゾーイは目を覚ます。燃え上がる復讐心。ゾーイの復讐がはじまった。1人、また1人…あのクズどもを最後の1人まで全員地獄に落としてやる―(C)Savaged The Movie LLC (C) 2013

 

耳が聞こえないとても美人なおねえさんが、悪いやつらに捕まって、慰み者にされます。

 

いったんは殺されて埋められるのですが、彼女は復活をとげ、人間と死人の中間のような存在となって、悪いやつらを次々にやっつけます。

 

そして最後は最愛の彼に出会うことができ、成仏をするというお話です。

成仏というのは日本の感覚ですから、向うでは天に召されたになるのかもしれません。


ホラー映画ともいえないし、サスペンスともちょっと違う。

みんなの好きなゾンビ映画とも異なるジャンルです。

 

個人的には、虐げられた女性の心情をもっと見てみたかったというのが感想です。

 

復讐するたびに彼女の気持ちはどうなったのか。自分の体が少しずつ変化していくのをどう感じたのか。

 

もう人間ではないので、あえて感情は排除した演出だったのかもしれませんね。


あと1点。主人公の聴覚に障害を持たせたのはなぜだろうか。

電話のシーンを演出したかったからかなと、考えたのですが、いまいちしっくりときていません。