いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

夏のロケット / 川端裕人

夏のロケット (文春文庫)

夏のロケット (文春文庫)

 

仕事が閑散期に入り、早く家に帰れるので、読書がはかどります。お金は余りもらえないけど、自分を見つめなおすという意味では、いい期間かもしれないと思っています。

 

今回の本も、図書館でたまたま手に取った本。だけど、こんな本にたまにあたるから読書って本当に楽しいと思う。久々に夢中になって読んでしまいました。

 

宇宙好きな俺にはほんとぴったりの小説だった。最近ちょっとモチベーションが上がらないなぁと思う人は是非呼んでみて欲しい。特に男。男は読んでおいたほうがいい。

 

火星に行くなんて夢のまた夢と思っていたが、本を読んでいくうちに「もしかして・・・」という気持ちになってくる。こんな風に話を持っていける作者はすごいなぁと思います。本当に宇宙のこと好きなんだろうなぁ。

 

超金持ちや超天才がたくさん出てくるのだけど、なんとなく納得させれられる設定になっています。長さも丁度良かったし、エンディングもすっきりで本当に面白かった。

 

川端氏は他作品があるみたいなので、さっそく読まないと。

 

ちょっとお勧めしたい書籍です。