いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

リスクテイカー / 川端裕人

リスクテイカー (文春文庫)

リスクテイカー (文春文庫)

 

夏のロケットがとっても面白かったので、これも読んでみました。

 

金融のお話なのですが、これも夏のロケットとはいかないまでも楽しむことができました。

 

お金のお話って難しい・・・。私は小額ですが株取引をしていて、少しだけ言葉がわかりましたが、まったく知識のない人は厳しいと思います。

 

儲けた時の高揚感や、損切りをしなければならない嫌な気持ちもある程度はわかったので、より一層物語りに入り込むことができました。

 

最後もきれいにまとまっていて、本当に良かった。のし上がっていく感じは本当に痛快ですね。

 

女性が2名出てくるのですが、最初の地味なお姉さんの存在意義がちょっとわからない。もしかして主人公の恋人になるのかと思ったけど、それも違う。早々に結婚しちゃったしw

 

真っ赤なスーツがトレードマークのド派手なおねえちゃんともしかしたら恋愛関係になっちゃうのか?なんて思いましたが、それも思い違いでした。

 

派手なおねえちゃんと天才が出てきた所は、夏のロケットに似ていますね。

 

主人公が余り飛び出た才能が無いのだけども中心となって物語は進んでいく。

 

わが人生もこうでありたいものだ。