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人生最高の一冊と一本が見つかるまで

コッペリア / 加納 朋子

コッペリア (講談社文庫)

コッペリア (講談社文庫)

 

 俺、この人の本好きだw 特にエピローグが好きだなぁ。以前読んだ本がおもしろかったのを思い出して借りてみましたが、久々に一気に読んでしまった。

ストーリーは天才と言われる人形師がいて、それを取り巻く男女のゴタゴタを書いているものです。

最初の人形師のイメージはちょっと不気味で、それを取り巻く人もなんとなくオタク・・・という言葉じゃ物足りないなぁ。世間には相容れない一風変わった人たちのほうがいいかな。

はじめはその部分が強調されているのですが、物語が進むにつれて、人を好きになって、好きな人のために何とかしてやりたいっていう思いが徐々に明らかになっていきます。

最後は私にとっては意外な結末となりました。

変な言い方かもしれませんが、この小説は起承転結がしっかりしている印象を受けますね。順当に物語が進んでいくんですががあるときを境にがらりと雰囲気が変わります。

この人の小説は私にぴったりとはまるみたいなので次また読んでみよっと。

人形を愛する人はこの世の中にたくさんいると思います。でもフィギアって呼んじゃうとなんだか陳腐な感じがする。オタクも同様。こういった言葉が安易にそして多少さげすみをもって使われているからでしょうね。本来であればもっと崇高なイメージであるはずですよね。

Google先生に聞いたところ、コッペリアってタイトルにも意味がありました。機会があったら見に行きたいな。