いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

“I t”(それ)と呼ばれた子 完結編 さよなら “i t” / デイヴ・ペルザー

 

新訂版 “I t”(それ)と呼ばれた子 完結編 さよなら “i t” (ヴィレッジブックス)

新訂版 “I t”(それ)と呼ばれた子 完結編 さよなら “i t” (ヴィレッジブックス)

  • 作者: デイヴ・ペルザー,田栗美奈子
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2010/07/20
  • メディア: 文庫
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最後のお話。さよならなんて書いてあるからもしかしたら自殺・・・なんて考えてしまいました。

ハッピーエンドと言ってもいいのかな?現在は結婚して子供もできて、虐待はしていないと明記されていました。負の連鎖が終わってよかった。

 

すべて読み終わったあとWikiなどで調べてみたところ、「誇張」だの「虚偽」だのの批判もあるみたいなんですね。

 

ひどいなと思ったのは、「彼は虐待を商品にして儲けた」というような記述を見たときです。

 

作品になった以上、確かにある程度は誇張されているかもしれませんが、自分の子供を虐待するけとは悪いことで、周りの人が救うこともできることが伝わればそれで十分じゃないのと思います。

 

また虐待を受けた子供自身の励みになるかもしれない。

 

批判のほうが心地よく聞こえますからね。実生活でも気をつけないといけませんね。