いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

南京の真実 / ジョン・ラーベ

 

南京の真実 (講談社文庫)

南京の真実 (講談社文庫)

  • 作者: ジョン・ラーベ,エルヴィン・ヴイッケルト,平野卿子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/09/13
  • メディア: 文庫
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日本ではあまり詳しく説明されていませんが、南京大虐殺のお話です。

当時南京に住んでいたドイツ人の外交官の手記がもとになっています。つまり中立、あるいは日本と親しい関係にある(当時はドイツと日本は友好国であった)人からの情報であるため、かなり信頼性は高いと思います。

残念ながら、日本人の非人道的なふるまいは確実にあったと言えるでしょう。私の祖父も中国でについては同様のことを言っておりました。

同じ人間なのになんであんなことできるんだろうなぁ。いつも思うんですが強姦は本当に意味がわからない。

なぜ人間以下と教育された人と子供を残す行為をするんだろうなぁ。

こういう話を見ると、島の1個くらいはあげても・・・と思ってしまう。まあ領土問題とこれは別の話なんでしょうけどね。

それにしてもジョン・ラーベさんが当時取った行動は素晴らしい。私が同じ立場になった時、同じことは出来ないと思う。絶対に逃げる自信があります。