初恋 (声にだすことばえほん) / 島崎藤村
まだあげそめし・・・で有名なあの詩ですね。まさか絵本になっていると思わなかったので思わず手に取ってしまいました。
はじめの句は有名で覚えていたのですが、全文をこういった形で読むのは初めてかもしれません。
うまく言葉にすることはできないのですが、ものすごく切ない感じになるんですよね。作られた時代はずいぶんと前なのですが、時代を超えて共通するものがあるんでしょうね。
絵本ですので、一応子供に読み聞かせてみました。
反応はほとんどなし。読んでいるこっちに気持ちが入りすぎてむしろ気持ち悪いくらいに思っていたかもしれません。
このテンポの良さや言葉の選び方は本当に素晴らしいと思います。それが少しでも伝わってくれていればいいのですが。
島崎ふじむらって名前も苗字じゃないかと言いながら笑っていた小学生の頃を思い出します。(正確にはとうそんです)