パラノイアに憑かれた人々〈上〉 / ロナルド・シーゲル
パラノイアのお話です。
自分監視用衛星が24時間自分を監視しているという人や、ヒトラーなど具体例を挙げてどんな症状なのか記載してあります。
いわゆるあっちに行っちゃった人々のお話をまとめたものですね。
いやー、恐ろしい。
本人たちは普通に生活できます。頭もよく、論文を読んだり他人を説得することもできます。
だけどもちょっとずれちゃっている・・・それがパラノイドじゃないのかと思います。
彼、彼女らの言い分を、聞いているとこっちのほうが政府の陰謀に引っかかっているんじゃないかと思いますよ。
人間の狂気にはとても興味があるので下巻も楽しみに読みたいと思います。