おくりびと / 百瀬しのぶ
図書館においてあったのでつい借りてしまいました。
映画化されたのは知っていたのですが、この薄さで映画化なんてできるのか?なんて思うくらいページ数が少なかったです。
1時間弱で読みきることができ、内容も十分で思わず泣きそうになる・・・ほどではありませんでしたが、ぐっと来るときが何度かあり、満足のいく内容でした。
最後はおそらく親しい人を送るんだろうと思っていましたが、予想通りと言う形でした。
映画では、広末涼子さんが奥さん役を演じたようです。
書籍の奥さんと広末さんは残念ながら重ならなかったんですよ。
書籍では、旦那よりも年上の設定です。もう少しお姉さん的なイメージですかね。あと、奥さんはそれほどキーとなる人ではないと思います。どちらかと言えば脇役的ですね。
でも、人間が死ぬって言うことは、いったいどういうことなんでしょうね。読み終わった後、しばらく考え込んでしまいました。
ガッツリ読みたい人にはちょっと物足りないかもしれないですね。