いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

新版 悪魔の飽食―日本細菌戦部隊の恐怖の実像! / 森村誠一

 

あの有名な731部隊の話ですね。 以前読んだ書籍の関連として記載されていたので読んでみました。

 

グロ耐性はあるつもりだったが、思わず読むのをやめてしまった記述がいくつかありました。

これって実話なんですよね。日本人・・・というか戦争がそうさせるのでしょうが人間って恐ろしいと思います。

ここで働く職員は、子供もいて、同僚と冗談を言い合ったり酒を飲んだり、ごく普通の生活をしているはずなのに、勤務先で人体実験って・・・。

 

ヒトラー強制収容所でも同じような状況だったんだろうなぁ。

でもどんな理由があれ戦争はダメですよね。ほんと、やりたいやつ同士でやって欲しい。

うちのじいちゃんは戦犯には問われなかったと言っているが、人は殺しているよな。直接的にも、間接的にも。でも怖くてその話を振ることができません。

補助憲兵と言っていましたので、もしかすると捕まえて731に送っている可能性もあります。

ヒトラーの話が強調されていますが、日本も負けないくらいひどいことをしている事実は忘れてはいけないと思います。

ある程度耐性のある方は日本の歴史を知る上でも必ず読むべき1冊です。