何者 / 朝井リョウ
普段は手に取らないような装飾とタイトル・・・。なぜこれを読もうと思ったのかぜんぜん思い出せないのです。
でも何か感ずるものがあったんでしょう。とりあえずページをめくってみました。
登場人物は今どきの大学3年生~4年生。
就職活動が話の中心なのですが、ちょっと斜めに物事を見ていることに気付かない主人公を取り巻くお話です。というかこれ、俺の話だなぁなんて思いながら読み進めました。
バイトを仕事って言ってみたり、成績が悪いのは自分のせいなのに大学生は遊ぶことが大事なんて論点をすり替えたり・・・。もっといっぱいあるんですけどねw
昔っから俺って痛いやつだったんですよ。せめてこの本を大学生の時に読んでさえいれば少しは変わったかもしれないのに。
昔の自分の黒歴史を思い出すのにはいい書籍ですよ。特に大学生はオススメです。