いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

放課後 / 東野圭吾

 

放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

 

なんだかんだ言って結構読んでる東野氏のこちらも有名な作品である放課後ですね。

主人公がかっこよくて、完璧すぎるので私はいつも入り込めないのですが、今回もやっぱり入り込めませんでした・・・。

複数の女性が登場するのですが、メンバーがうまく書き分けられていない印象を受けました。そのため女性のイメージがわきにくかったです。

複線ではないと思うのですが途中で怪しい車が後をつけてきたと言うような記述がありました。これはまるでTVの次回予告のような印象を受けました。

やはり東野氏の作品はTVからの影響が大きいんでしょうね。読者もTVを見ているような形で読むことができるため、わかりやすい、おもしろいという評価になるのかもしれません。

で、結論なんだけど、普通に元気な時ならともかく、あの状況で年頃の女性があんなことするか?いやしたとしてもそこまで・・・。

なんだかつっこみどころ満載で、不完全な結果となってしまいました。いつも厳しい評価で申し訳ない。