いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

かくして冥王星は降格された / ニール・ドグラースタイソン

 

かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて

かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて

 

太陽系から冥王星がなくなる・・・。

ずいぶん前に話題になりましたが、その経緯などについて情報を集めたことがなかったので読んでみました。

書籍の情報によると、話題となるずいぶん前から有識者の中では冥王星は惑星ではないといわれてた模様です。ですが、それを明確に裏付けるデータがまだそろってなかったようです。

さらに、学校の授業やさまざまな書籍で「すいきんちかもくどってんかいめい」と記載しているにもかかわらず、冥王星は今日からなくなりましたと言うこともインパクトが大きかったため、誰も声を大にして言わなかったそうです。

ことの発端はあるミュージアム?博覧会?の展示内容をメディアが取り上げたことです。

どうやら向こうでは冥王星(プルート)にとても人気があったようで、かなりの騒動になったようです。

お国柄の違いでしょうか、日本では冥王星に対してそれほどこだわりがなくそれほど大きな騒動にはならなかった記憶があります。

ディズニーの話がでたり、子供からの抗議の手紙があったりと、なかなか興味深く読むことができました。

そうか、もう私の子供は、「すいきんちかもくどってんかい」までしか教えないんですよね。なんかちょっと違和感ありますね。