いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

複合汚染 / 有吉佐和子

 

複合汚染 (新潮文庫)

複合汚染 (新潮文庫)

 

おばちゃんむちゃくちゃいうなーと思ったけど、確かにわかりやすく、庶民の目線で書いてあり、良い書籍だと思います。

本の初版は昭和50年代。つまり、私が生まれる前後です。

と言うことは私の体にも影響が出ているかもと思いましたが、私が生まれたのは超が付くほどの田舎でしたので、農薬や化学肥料はあまり使われていなかったと思います。

肥料と言えば、自分達のひねり出したものをメインに利用していましたから・・・。

でも現在は、どうなっているんだろう。農薬の汚染状況やら魚の水銀保有状況やらって前よりひどくなっている可能性はありますね。

うつ病が増えているところを見ると、そういった人工物が体に蓄積した結果なのかもしれません。

それにしても学者にもっと簡単にしゃべれというのは難しいと思います。あまりに簡単にしすぎると、受け取る側が違う印象を持ったり、必要以上に警戒したりすることになるではないですか。

少なくとも、このおばちゃんとは仲良くなれそうにないです。