いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

海と毒薬 / 遠藤周作

 

海と毒薬 (新潮文庫)

海と毒薬 (新潮文庫)

 

太平洋戦争中の実話がもとになったという作品。これは読まなきゃということで読んでみました。単刀直入に言えば捕まえた捕虜に対して人体実験をしちゃうというお話です。

つまりは陸軍911部隊がモデルということになります。

遠藤氏の作品なので文章も楽しめるはずなのですが内容が内容だけに、登場人物の心情やらその他の表現やら全然覚えていません・・・。

911もそうですが、これらが実話と考えると本当に恐ろしいです。

911部隊の書籍では悪魔の飽食が有名ですが一流の小説家が書いただけあって、グロテスクな個所が多少デフォルメされているため読みやすくなっていると思います。

怖くて911部隊の書籍が読めない人はまずこれから挑戦してみましょう。

 

 

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