いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

暗号解読 / サイモン・シン

 

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで

 

天才サイモン・シンの書籍はこれが1冊目でした。この本がきっかけで彼を知り、フェルマーの最終定理とビックバン宇宙論も読みました。

古代からの暗号の歴史がまとめてあるのですが、私たちが小さいころ暗号を作って遊んだような話から、エニグマ、そして量子暗号など実にわかりやすく説明してあります。

エニグマの話なんて物語としても十分面白いと思います。

実は私はこの本を読むまでは、エニグマというのは女性の名前と思っていまして・・・。第2次世界大戦で見かけたキーワードだったので、女性の外交員か何かかと思っていました。

長年の謎が解決してすっきりしてよかった。

読みごたえもあり、最高に面白い一冊です。翻訳も素晴らしくほとんど違和感なく読み進めることができました。

暗号好きなら・・・というか理系男子なら必須書籍と言えるのではないかと思います。