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人生最高の一冊と一本が見つかるまで

七人の敵がいる / 加納 朋子

 

七人の敵がいる (集英社文庫)

七人の敵がいる (集英社文庫)

 

「しちにん」と読むのか「ななにん」と読むのか。

 

「男は外にでれば七人の敵がいる」と言われていますが、これは私の中では「しちにん」です。

 

この本のタイトルも、私の中では「しちにん」と読み、地域によって呼び方の差があるのかなぁと思いこの本の前でしばらく立ち止まりました。

 

作者をみると私の好きな加納氏です。とっつきやすそうなタイトルと挿絵なので、肩の力を抜いて読みはじめました。

 

仕事バリバリキャリアウーマンと専業主婦、夫、義母…etc との戦いです。

 

主人公の陽子は言いたいことをズバズバいうタイプで仕事では大変重宝されますが、家族や家庭、ママ友の集まりでは浮いてしまいます。

 

それはそうでしょうね。私も仕事のやり方を家庭に持ち込んだらうまく行かないと思いますもん。

 

「できるだけ無駄を省く」

「うだうだ言わず、やることはちゃっちゃと終わらせる」

「結果を出さなきゃ意味ない」

 

なんていってしまった日には大変なことになるということは、いわずもがなですよね。

 

一言多くてやらかしちゃう陽子ですが、子どものことを考えて少しずつ気持ちが変わっていくあたりの描写がとても良かったです。

会社のあのキャリアウーマンもこんなこと考えているのかなと思いました。

 

この本の表紙にはネギとビジネスバックを持っている女性が描かれています。まさに陽子はこんなイメージでしょう。

 

主婦といえばネギか大根。

若い主婦には長ネギが、ご年配の主婦には大根が似合う気がする。

本の感想を書きながらふと表紙をみたらこんなことが浮かびました。