いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

宇宙でトイレに入る法 / ウイリアム・R・ポーグ

 

宇宙でトイレにはいる法

宇宙でトイレにはいる法

 

 ウイリアムさんなんてぜんぜん知らないのですが、訳者の楠田枝理子という名前が妙に引っかかって借りてしまいました。

 

確か、世界まる見えという番組でやっていた司会の人だったと思い、Googleで検索すると懐かしい顔が。

 

この人翻訳もやっていたのかと思いながら読み進めました。

 

スカイラブ計画により、宇宙で暮らしたウイリアムさんがいろんな人の質問に回答する形でまとめられています。

 

小難しい理論ではなく、トイレはどうやっていくのか?コーヒーはのめるのか?シャワーはどうやって浴びるのか?など、宇宙船での日常生活のQAをまとめたもので、なかなか興味深いです。

 

本が出版されたのが1987年ですから30年前。今ではずいぶん環境は変わっています。最新の宇宙船での生活とあわせて読むとより楽しいと思います。

 

小さい頃私は絶対宇宙にいってやると思っていた時期がありました。こういった話を聞くとちょっとやめておこうかなぁと思います。

 

ただ、どの宇宙飛行士も口をそろえていうのが「地球はとてもきれい」

 

死ぬまでに一度はみてみたいなぁ。