いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

生者の行進 / 石野晶

 

生者の行進 (ハヤカワ文庫JA)

生者の行進 (ハヤカワ文庫JA)

 

聖者ではなく生者です。そして表紙には学生らしい絵が。

きっといろいろ辛いことがありながらも頑張っていく内容なんであろうと思いながら読んでみました。メインの登場人物は4名でそのうち2名はものすごく美人ということで私好みの設定です。

幼馴染とか兄弟とかとの恋愛系が好きな人はいいかもしれませんね。ラストはハッピーエンドと言っていいのかな?

全体的な感想として、物語の進め方が少し無理やりな感じはします。設定もどうもしっくりこない。隼人が殴られたあとあの対応はないです。普通傷害事件になるような・・・。

あと誤植が1件ありました。私本を読んでいてはじめて見つけました。

少し気になるところはあったものの、物語の途中では引き込まれる場面もいくつかありましたのではまる人ははまる本だと思います。