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いもじろうの読書ログ&プライムビデオ視聴ログ

人生最高の一冊と一本が見つかるまで

風の海 迷宮の岸 十二国記 / 小野不由美

 

風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

 

 死鬼で有名な小野さんですが、それ以外の著書を読んだことがありませんでした。

この書籍は表紙にしろタイトルにしろ死鬼とは全く正反対の印象を受けましたので、そのギャップに惹かれて読んでみることにしました。

麒麟(キリン)と呼ばれる少年が主人公です。彼の使命は王を見つけ王に仕えること。

上巻では王を見つけるお祭りが開始されるまで、下巻ではその王が即位するまでのお話になります。

上下巻通じて少年の心の迷いが詳しく書かれています。

妖魔を手なずけたり、自分自身が麒麟に変形したりと、なかなか面白い設定です。好きな人はかなりはまるんじゃないでしょうか。

小説の中での呼び方は日常生活になじみのないものになっています。

これはわざと聞きなれない言葉を使うことで別世界をイメージしやすくする小野氏の演出だと思います。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。

そんなことより主人公のボク・・。お前しっかりしろよ!と何度も言いたくなりました。

上巻の表紙がちょっとやらしいので、電車で読むのは気を付けてくださいね。