いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

日本兵捕虜は何をしゃべったか / 山本武利

 

日本兵捕虜は何をしゃべったか (文春新書)

日本兵捕虜は何をしゃべったか (文春新書)

 

 題名のとおり、捕虜のお話です。

第2次世界大戦で初めての捕虜は、真珠湾攻撃のときだそうです。彼はそれから終戦まで、ずっと捕虜として生活しました。

その後、さまざまな人が捕虜となって、その人々がどのような話をしてきたかを紹介しています。

日本軍の機密事項や日本人の特性をしゃべってしまった彼らは、見かたを変えれば終戦を早め無駄な死人が出ないような役目を果たした人々といえます。

戦争の話を読むたびにおごり高ぶっていた日本の上層部に腹がたちますね。今は、北朝鮮の話を聞くと笑ってしまう感じですが当時の日本はまさにあんな感じだったんでしょうね。

どのような理由があれ、やっぱ戦争だけはやめてほしい。