いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

ビブリア古書堂の事件手帖 / 三上延

 

 3巻がとても面白かったので、こちらも読んでみました。

1話目の題材は誰の本なんだろうと思いながらページをめくったのですが、なるほど夏目漱石ですか。

夏目漱石の作品は学校のテキストの題材になっておりますし、お札にもなっています。

最近では「月がきれいですね」という言葉をインターネットで良く見かけますね。


夏目漱石の本は私も数冊読了しておりますので、わかるかもしれないと意気込んで読み進めたのですが、わかったのは題名くらい。

昔読んだ本の主人公の名前なんて覚えてないよ・・・と思いましたが、ノルウエーの森はワタナベと直子ってすぐでてきたので私の思い入れが足りないんでしょう。

この本を読むと読書家を気取っている自分が情けなくなりますね。


主要人物は栞子と大輔。そして栞子の妹。

個人的にはこれくらいの登場人物で話が進んでくれるのがちょうどいい。

夫婦との出会いや病院での屋上の話など、3巻を読んでいたからこそ楽しめたお話もたくさんありました。


物語とは直接関係ないのですが、服の中にある鍵を取り出すあたりが、妙に色っぽくてこちらまでドキドキしてしまいました。いいなぁー。あのシーン。

最後までとても楽しく読ませてもらいました。

現在2巻を読んでいます。こちらも面白いです。

4巻5巻はまだ手に入れてないので何とかしないとな。。。