いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

僕たちはいらない人間ですか? / 伊藤幸弘

 

僕たちはいらない人間ですか?―少年院からの手紙

僕たちはいらない人間ですか?―少年院からの手紙

 

うーん。面白いかなぁと思ったのですが・・・。


まず、著者が元珍走族のリーダというのがダメでした。買う前に気づけばよかった。


200名の若者を救ったということでしたが、彼のせいでつらい思いをした人は何万人もいるでしょう。


そう考えると、著者の言葉を素直に読み解くことができません。


また、この本の形式にも疑問を感じました。


刑務所に入っている若者からの言葉を3行程度紹介し、それについて2~3ページにわたって、自分の考えを延々と述べる内容となっています。


私が知りたいのは著者の意見ではないんですけどね・・・。たった3行と年齢だけでは、少年院にいる人がどのような意見をもっているのか想像すらできません。


そもそもこの言葉も本当に少年院に行った人から出た言葉なのか。。。


そのため、本の9割以上を占める著者のコメントもあまり頭に入らず。


まあこんなこともありますね。これにめげず、次行ってみましょう。