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人生最高の一冊と一本が見つかるまで

月に囚われた男

 

月に囚われた男 (字幕版)
 

近未来――地球の資源は底をついた。宇宙飛行士のサムはエネルギー源を月より地球へ送るため、ルナー・インダストリーズ社よりたった一人で派遣されていた。月での生活は、毎日決まった時間に起き、ランニングマシーンに乗り、ヘリウム3を採掘するだけの日々。話し相手はコンピューターのガーティだけ。地球との交信は衛星の故障によりできず、録音したメッセージをやり取りするのみ・・・。3年という契約期間を淡々とこなし、やっと、地球に戻れる日が2週間後に迫っていたのだが――!?

パッケージには宇宙飛行士と多重円。映画のタイトルはMOONなので、円は月を表すのかな?と思ってみてみました。

 

円は月だけでなく、繰り返すという意味も込められているんでしょうね。インパクトも意味もあるとても良いパッケージだと思います。


内容はクローン人間のお話です。物語の中盤で2人目が現れ、ちょっと混乱してしまいますが、すぐに見分けがつくようになり、ここで物語の全体像がつかめます。

 

最後、相棒のコンピューターが裏切りはしないか、脱出ポッドに何かしらの制御が入っており、悲しいエンディングになるんじゃないかと期待したのですが、彼は無事に地球にたどり着きます。


皮肉にも、無機質なコンピューターのほうが人道的で、彼を月に閉じ込めた人間が非人道的という点もいいですね。


近い将来、こんなことが行なわれる日が来るのかなー、と思いましたが、冷静に考えれば、クローンで見た目もそのままの人間はできるかもしれませんが、記憶までコピーするのは難しいでしょう。

 

記憶がコピーできるほどの技術があれば、人間を月に閉じ込める必要はなく、ロボットにすべてやらせてしまえばよいですね。

 

もし、何らかの理由で生体を使わざるをえなくなったとしたら、コンピューターの相棒にもしっかりとした教育(=プログラム)を仕込んでおき、人間が疑問を抱かないような仕組みを作ってしまうのではないかと思いました。


見終わった後、誰かに感想を言いたくなる映画でした。オススメです。