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人生最高の一冊と一本が見つかるまで

魔性の子 十二国記 / 小野不由美

 

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

魔性の子―十二国記 (新潮文庫 お 37-51 十二国記)

 

 小野さんに少しはまってしまいまして、こちらも読んでみました。


読み始めて数ページ。あれ?この本読んだことある?と思い、読むのをいったん中断。


このあと白い手に引っ張られて異世界に行くはずだったと思ってパラパラと先のページをめくってみたのですが、見覚えがない。



もう一度表紙を見てみると十二国記という記載がありました。なるほど、このシリーズの冒頭は共通しているんですね。


肝心の中身は良かったです。
「高里」に触れるとたたられる」そんな生徒がいるクラスに教育実習にやってきた教生である広瀬。

 

同じ境遇を持つものとして一度は歩み寄るものの、最後は・・・。

悪の教典と同じくらい人が死にまくりますが、あのような猟奇的な殺され方ではありません。


騎馬戦中に踏み殺されたり、屋上からみんなで手をつないで飛び降りたり、見えないものに動かされているような死に方をします。


小野氏独特の怖いというか薄気味悪い部分も十分堪能できます。


「き、をさがしています」という会話が何度が出てくるのですが、この異様さが本当にたまらない。


たとえきれいな女性だったとしても、こんなこと聞かれた日には私なら絶対に逃げてしまうでしょう。


十二国記シリーズは読んだことがあるので、つながりがわかりとても楽しめました。このシリーズはおすすめですね。


だけど泥の化け物って結局なんだったんだろう・・・。