いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

2016-01-01から1年間の記事一覧

恍惚の人 / 有吉佐和子

恍惚の人 (新潮文庫) 作者: 有吉佐和子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1972/05/27 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (30件) を見る 少し気になったので有吉氏の別の1冊も借りてみました。これは昭和57年の作品。もう30年以…

謎解きはディナーのあとで / 東川 篤哉

謎解きはディナーのあとで (小学館文庫) 作者: 東川篤哉 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2012/10/05 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (25件) を見る 正直いってくそつまらんだろうと思っていました。 すいません。予想以上に面白かった…

インターネットで古本屋さんやろうよ! / 芳賀健治

インターネットで古本屋さんやろうよ! 作者: 芳賀健治 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2003/03 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (20件) を見る 古本屋で仕入れた本をインターネットで売る「セドリ」のお話ですね。驚く…

IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト / スティーヴン・ベイカー

IBM 奇跡の“ワトソン”プロジェクト: 人工知能はクイズ王の夢をみる 作者: スティーヴン・ベイカー,金山博・武田浩一(日本IBM東京基礎研究所),土屋 政雄 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2011/08/25 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 55回 この商品…

夫は犬だと思えばいい。 / 高濱正伸

夫は犬だと思えばいい。 作者: 高濱正伸 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2012/09/26 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 9回 この商品を含むブログ (12件) を見る 高濱さんの書籍はいくつか読んでいますが、これも嫁に読めと言われた1…

中国行きのスロウ・ボート / 村上春樹

中国行きのスロウ・ボート (中公文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 中央公論社 発売日: 1997/04 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 43回 この商品を含むブログ (181件) を見る 休日に押し入れの整理をしていたら出てきた本です。おそらく5年ぶりくら…

住んでみたドイツ / 川口マーン惠美

住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち (講談社+α新書) 作者: 川口マーン惠美 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/08/21 メディア: 新書 この商品を含むブログ (16件) を見る タイトルが誤植かと思って何度も見直してしまいました。著者名にミドルネームが…

ニキの屈辱 / 山崎ナオコーラ

ニキの屈辱 作者: 山崎ナオコーラ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2011/08/05 メディア: 単行本 クリック: 13回 この商品を含むブログ (23件) を見る タイトルもイイ!表紙もイイ!この女の子可愛い。そして作者も好き!ってことで迷わず読もうと思…

暗号解読 / サイモン・シン

暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2001/07/31 メディア: 単行本 購入: 9人 クリック: 230回 この商品を含むブログ (245件) を見る 天才サイモン・シンの書籍はこれが1冊目…

アヒルと鴨のコインロッカー / 伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2006/12/21 メディア: 文庫 購入: 25人 クリック: 310回 この商品を含むブログ (662件) を見る しばらく重い話が続いたので、楽しみにしていたこれを読み…

ボスニアで起きたこと / 伊藤芳明

ボスニアで起きたこと―「民族浄化」の現場から 作者: 伊藤芳明 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1996/09/25 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログを見る 表紙の写真から、悲しいお話だろうと容易に想像つくと思いますが、民族浄化が行わ…

タリバン拘束日記 / 柳田大元

タリバン拘束日記―アフガン潜入から拘束、解放までの26日間 作者: 柳田大元 出版社/メーカー: 青峰社 発売日: 2002/09 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 68回 この商品を含むブログ (1件) を見る タイトルどおり、実際にタリバンに拘束された26日を日記…

葬列 / 小川勝己

葬列 (角川文庫) 作者: 小川勝己 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2013/07/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 設定はなかなか激しい感じで、内容もそれにおとらず結構危ない内容でした。こういった感じは小川氏らしい内容なん…

海と毒薬 / 遠藤周作

海と毒薬 (新潮文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1960/07/15 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 79回 この商品を含むブログ (161件) を見る 太平洋戦争中の実話がもとになったという作品。これは読まなきゃということで読んでみまし…

日本海軍潜水艦物語―迫真の海底戦記 / 鳥巣建之助

日本海軍潜水艦物語―迫真の海底戦記 (光人社NF文庫) 作者: 鳥巣建之助 出版社/メーカー: 光人社 発売日: 2011/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る タイトルの通り、海軍の潜水艦の話です。私の祖父は陸軍だったため、海軍の書籍はこれまであまり…

アジアロード / 小林紀晴

アジアロード (講談社文庫) 作者: 小林紀晴 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/10/15 メディア: 文庫 クリック: 3回 この商品を含むブログ (9件) を見る なんかすこし写真が古いなぁと思っていたら、意外とこれ、古い書籍なんですね。いつもは活字ばかり…

女スパイ、戦時下のタイへ / 羽田令子

女スパイ、戦時下のタイへ 作者: 羽田令子 出版社/メーカー: 社会評論社 発売日: 2003/08 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 祖父は豪北と呼ばれる地域の話を良くするため、中国や台湾、インド、韓国での陸軍の動きを確認する必要…

伸び続ける子が育つ お母さんの習慣 / 高濱正伸

伸び続ける子が育つ お母さんの習慣 作者: 高濱正伸 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2012/09/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログを見る 世間的には尾木ママのほうが有名かもしれませんが、個人的には…

妖怪あつめ / 湯本豪一

妖怪あつめ (怪BOOKS) 作者: 湯本豪一 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2002/07 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 図書館でなければ絶対に借りないような一冊。なんとなく気になったので勢いで借りてしまいました。だけど以外…

1Q84 BOOK 1 ~ BOOK3 / 村上春樹

1Q84 BOOK 1 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2009/05/29 メディア: 単行本 購入: 45人 クリック: 1,408回 この商品を含むブログ (1281件) を見る 言わずとしれた有名作品。 いまさらながらBook3まで読むことができました。 村上春樹の本は…

憲兵だった父の遺したもの―父娘二代、心の傷を見つめる旅 / 倉橋綾子

憲兵だった父の遺したもの―父娘二代、心の傷を見つめる旅 作者: 倉橋綾子 出版社/メーカー: 高文研 発売日: 2002/02 メディア: 単行本 クリック: 2回 この商品を含むブログ (1件) を見る 第2次世界大戦中、祖父が補助憲兵だったと聞いていたので、少し憲兵の…

蟻の兵隊―日本兵2600人山西省残留の真相 / 池谷薫

蟻の兵隊―日本兵2600人山西省残留の真相 (新潮文庫) 作者: 池谷薫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/07/28 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (6件) を見る これまた戦争のお話。中国の山西省に強制的に残留させられた陸軍…

複合汚染 / 有吉佐和子

複合汚染 (新潮文庫) 作者: 有吉佐和子 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1979/05/29 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (41件) を見る おばちゃんむちゃくちゃいうなーと思ったけど、確かにわかりやすく、庶民の目線で書いてあ…

リターン / 五十嵐 貴久

リターン (幻冬舎文庫) 作者: 五十嵐貴久 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2015/11/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 本好きの人からリミット、リカ、リターンの3冊がおすすめと教えてもらったのでこちらに挑戦してみました。 前回に…

人魚を食べた女 / 山崎洋子

人魚を食べた女 作者: 山崎洋子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/05/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 前半と後半の感じががらりと変わる1冊でした。 女の執念というのはかくも恐ろしいものなのでしょうか?最後の終わり方も好きな終わ…