いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

ラヂオ / 阿久悠

 

ラヂオ

ラヂオ

 

3丁目の夕日のようなお話です。

終戦時に作者が実際に体験したこともたぶんに含まれているのだと思います。

終戦や男女共学、姉の家出、同級生との恋愛など、小学5年生の走の目を通して描かれています。

こういうのはいいですね。時代は変わっても人々の考えることは同じで、一生懸命生きている感じが伝わってきます。

阿久悠さんは作詞家や放送作家のイメージが強いのですが、こんな書籍も出版されていたんですね。