いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

ミラクル / 辻仁成

 

ミラクル (新潮文庫)

ミラクル (新潮文庫)

 

高校生の時の読書感想文の課題書になっていたのがきっかけでであった1冊です。

それ以降何度も繰り返し読むことになり、今でも手元においてたまに読み返しています。私の人生の中で読み返した回数No1の書籍です。

飲んだくれのパパとその息子のお話です。ママはずいぶんと前からお仕事に行って帰ってきていません。パパに聞いたところ、今度のクリスマスに帰ってくるらしいのですが・・・。

そうです。ママはどっか逃げちゃったんですね。

息子にはちょっと変わった友達がいます。自分にしか見えない奇妙な男の2人組みです。その友達を通して、少しずついろんなことがわかっていくそんなお話です。

これをきっかけに辻氏の本を読みまくりました。大人の内容が多いのですが、これは高校生でも読める感動するお話です。

最後の終わり方も大好きです。果たして、アルはママに会うことができたのでしょうか・・・。