ママ、もう泣かないからね / 志茂田景樹
これは泣けるわ。電車の中で読んでいて、思わず上を見上げてしまいました。
特にはじめのちいさな女の子のお話。
この子は小学生だからとか、あなたはまだ7歳だからとか、そういった尺度で子供を考えちゃいけないということがよくわかります。
子供たちみんなそれぞれ考えていることが違い、一人の人間としてみてあげないと、大きな間違いを犯してしまいますね。
このお話は難病にかかったちいさな子供たちの病院内での手記をまとめたものです。
手記というと大げさですね。親にあてた手紙や日記、メモといったほうがよいかと思います。
いやー、親として自分は大丈夫だろうかと不安になる一方、子供たちの力強さに感動をしてしまいました。
志茂田さん、こんなこともやってるんですね。