いもじろうの読書ログ

人生最高の一冊が見つかるまで

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く / 石井光太

 

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)

 

うーん。やっぱりこういう話を読むとショックをうけますね~。イスラムの国のいわゆる風俗業に従事する人々について書かれたものです。

ご存じのとおり、イスラム教では婚前交渉は禁止されています。

レイプされた人と結婚させるなど無茶苦茶な話も聞きますが、まあいろいろと厳しい決まりがあるのでしょう。

そういった国なのですが、意外にも風俗業は存在しています。話を聞くと本当に悲惨な話ですよね。

中味はかなり衝撃的でした。なんというか、良心をえぐられるようなそんな印象を受けました。

別に風俗業を否定するつもりはありませんが、正直なところどういう対応をしたらいいのかわからないんですよね。

TVでは絶対に報道しない内容で、本でなければ出合えない内容です。

タイトルも秀逸です。内容が結構激しいので耐性の無い人は注意してください。